ロゴやコーポレートカラーの入ったオリジナルe-strawで
お客様にさりげなくエシカルな考え方をアピール。
イーストローの導入を決めた理由
柳瀬さん
「やっぱり、ストローは必要」
まず、ストローは絶対必要だということです。女性にとってはもちろん、体に不自由のある方でも、ストローがあればおいしい飲み物をおいしい状態で飲めるということもあります。
弊社は全国に展開している飲食店各店舗でプラスチックのストローを使っていましたが、環境のことを考えて使うのをやめた時期がありました。
そのときは、シロップを混ぜるのに使っていただこうと、アイスコーヒーにはマドラーを添えてご提供していたんです。そうしたら、お客さまがストローと間違って吸ってしまうことが起きるようになってしまって。
お客さまを楽しませる場所であるレストランで、真逆の恥ずかしい思いをさせてしまう。そんなことは起こしてはいけないと思っています。そういうこともあって、「やっぱりストローは必要だよね」と感じました。
柳瀬さん
力のあるスタッフにふさわしい良い道具を
自画自賛で恐縮ですが、当店には、良いスタッフが揃っていると思っています。
当店のサービスを心地よいと感じてくださったお客さまから、「どういう社員教育をしているのか聞かせてほしい」といったうれしい声をいただくことも。でも、実はそんなに難しいことはしていません。伝えているのは「コミュニケーションをしっかりしよう」「目を見て話をしよう」といった基本的なことだけ。ただ、それができなかった時には、「どうしてできなかったのか」ということを皆で話すようにしている、それだけなんです。
良いスタッフに恵まれているのに、お店で使うものにこだわらなくて良いはずがありません。食器やカトラリーにこだわるように、ストローにもこだわりたいですよね。
柳瀬さん
環境面、衛生面から紙ストローを選択
幸いにも店舗内のことはすべて店長の権限で決めることができるので、プラスチックに代わる素材のストローを導入しようと色々と探していました。
ステンレス製ストローを使ってみたこともあるのですが、繰り返し使用するので衛生面の問題などもあり、お客さまからは「ステンレスのストローは使いたくない」という声も聞かれました。そういった声や環境への影響などを考え合わせると、やはり使用するストローの素材は紙にいきつきます。
良い紙ストローはないだろうか、と思っていたタイミングで、 ごひいきにしていただいているお客さまから幸喜さんのことをうかがい、「ぜひお話を聞かせて下さい!」とお願いしました。
イーストローと他の紙ストローの違い
柳瀬さん
紙ストローへの不安
でも、紙ストローには、耐久性や使用感などに色々と不安があったのも事実です。
以前別の紙ストローを使用したことがありますが、短時間でだめになってしまいました。ドリンクを混ぜたりする動きがあるので、折れてしまったり、お子さまは噛んでしまったりで、すぐに使えなってしまうことが多かったんです。
耐久性がないストローでは、ドリンクの味に紙っぽさが混じってしまったり、溶け出してしまったりする恐れもあります。そういったものではなく、しっかりした紙ストローがほしいと思っていました。
柳瀬さん
抜群の耐久性とストレスフリーな使用感
イーストローは耐久性も使用感もまったく問題ありません。今日も撮影に使って、ドリンクに入れたまま30分以上経っていますが、何ともない。ふやけたり、折れたり、曲がったりしていません。本当に丈夫で、長時間使えるんです。お客さまにゆっくりとお過ごしいただく当店には本当にぴったりです。
ストローは道具なので、きちんと問題なく使えるのがあたりまえ。イーストローを使っていて、「溶けてきた」「折れてしまった」「口当たりが悪い」といったクレームはまだひとつもありません。ドリンクを飲む道具として、プラスチック製ストローと同じようにストレスなく使えることも、とても大切なポイントです。
柳瀬さん
ロゴ入れ可能で細部にこだわれる
機能性はもちろんですが、イーストローの良さはさらにロゴなども印刷できるところです。「細部に魂を込める」ではありませんが、良いお店は、目立たない所や細かいディテールにこだわっていると思うんです。私も様々なお店で「こんなところにまでこだわっているんだ、すごいな」「プロフェッショナルだな」と感じることがあります。
環境に配慮して、コストの高い紙ストローを使い、さらにロゴも入っているということで、そういった細かな部分への感度の高いお客さまに、当店のこだわりを気づいていただけたらうれしいですね。
最近では、「ポジリポって書いてある」「かわいいね」と、お客さまが笑顔で会話している場面も増えています。イーストローを導入して本当に良かったと思う瞬間です。
サービスの質を高めるための大切なツール
柳瀬さん
お客さまに選ばれ、お客さまとともに成長する
現在、紙ストローはまだ導入が始まったばかりの段階です。コストもかかりますし、現段階ではプラスチック製ストローを継続して使っているお店の方が多いでしょう。
ですが、コストより環境へ意識を向け、きちんと取り組むお店を選ぶ意識を持った方は一定数おられます。そして、今は少数だとしても、今後必ず増えていくはずです。お店側もそういったお客さまを増やし、世界をより良いものにしていくために、積極的に取り組んでいかなければならないところだと感じています。
柳瀬さん
少数でも、素敵なサービスを知るお客さまの声にフォーカスする
実は、弊社社長が先日家族旅行で来店した際、サービスに関してお叱りを受けたんです。社長は世界中を回り、一流のサービスを経験しているので、要求するサービスのレベルも高いものがあります。
そういった方々がお客さまの2割だとしたら、私たちはその2割に合わせてサービスのレベルを上げて行かないといけないな、と感じました。
それまでは8割の方に合わせていたことに気づいたんです。それではいつまでもサービスのレベルは上がりません。8割の方に気づいていただけなくても、感度の高い2割のお客さまの声にフォーカスして質の高いサービスを続ける。そうすれば、2割が3割に、4割になっていく。イーストローを使うことも、そこにつながる一歩になると考えています。
イーストロー導入による変化
柳瀬さん
スタッフの「感度」が一段上がった
イーストローを導入した時、反対するスタッフはゼロでした。「店長が決めたなら・・・」ではなく、「導入したい」という積極的な声が大きかったですね。
紙ストローの導入だけでも、「私たちは環境に配慮したものを使っている」という誇りというか自信のようなものも生まれますが、それ以上に、お客さまが心地よく過ごしているか、どんなサービスに喜んでくださるのか、そういったことへの感度がさらに高くなったように思います。意外に思われるかもしれませんが、日々お客さまと接していると、10のポジティブな評価より、1のネガティブな声の方がとても大きく感じられることが多々あるんです。
導入以降、スタッフから、「イーストロー、褒めていただきました」「とても喜んでおられました」という報告を聞くことが多くなっています。
お客さまの喜ぶ姿や言葉は、それを受け取る感度がなければそもそも気づけないもの。それが、さらにスタッフの意欲や向上心を高めることにつながっていきます。イーストローがスタッフの感度を高め、サービスの向上にも一役買ってくれているんです。このことには本当に感謝しています。
「インタビューを終えて」 Interviewer by : 幸喜穂乃
原材料ひとつ、お皿ひとつもおろそかにせず、すべてにこだわっているPOSILLIPO cucina meridionale(ポジリポ クッチーナ メリディオナーレ)さん。
プレゼン前にWebサイトを拝見してとても素敵なお店だと感じ、「これは絶対提案しなければ!」と思いました。お時間を作っていただき、実際に足を運ぶと思っていた以上に素敵なお店。柳瀬さんのお人柄もすばらしく、すっかり大ファンになってしまいました。
プライベートで食事に行くと、ビールにまでストローをさして運んでくるギャグで笑わせてくださったり、スイーツプレートにもロゴ入りストローのデコレーションとメッセージを入れてくださったり。これでもか、と心にくい演出をしてくださるんです。
ご縁をいただけて、本当にうれしいです。心奪われる粋なサービスとおいしいメニューを楽しみに、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
店舗情報
POSILLIPO cucina meridionale(ポジリポ クッチーナ メリディオナーレ)
沖縄瀬長島の南イタリアンレストラン|POSILLIPO cucina meridionale(ポジリポ クッチーナ メリディオナーレ)
株式会社HUGE(ヒュージ)
〒901-0233沖縄県豊見城市瀬長174-5
TEL:098-851-1101 MAIL:posillipo@huge.co.jp
Photographer & Writer:山城久子
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